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雨の日にいちごの作業をしない理由

イチゴの葉かぎ2巡目に入っていますが、毎日毎日うんざりするような雨。
雨の日にはイチゴの葉かぎなどはできません…というかしません。
なんで雨降りにしないのかなって思った人いますか?
雨降りの日にイチゴのランナー(苗)の切り離しとか葉かぎって作業を終わらせるためにずいぶん前はやってました。
でも…雨降りにすると人間にとっては涼しくて良いんですが、実はイチゴにはものすごく悪いんですよね^^;
ランナーを切ったり、イチゴの葉っぱをかぐと、どうしてもその場所が傷ついているわけですよ。
人間もケガをしたあと、そのままの状態だと治りが悪くなったり、ひどい時は傷口が広がったりして化膿したりしますよね。
イチゴもそれと同じなんです。
切り離したり葉かぎをしたあとが、いつまでも雨でジメジメして乾かなかったらそこから病気が入ったりするんです。
人間の場合は、傷口を洗ってガーゼを当てたり、消毒したりってできるけど、約2万株強のイチゴの苗1株ずつにそのようなことは、はっきり言ってできません。
お天気がいい日だと葉かぎをしたあともスグに一度は乾くのでそこに蓋ができるような感じです。
人間で言うと「かさぶた(トウ)」ができる感じ。
なので、雨降りの日には涼しくてもイチゴの葉かぎはしないんです。
もちろん、作業が終わったら雑菌が入らないように殺菌剤や消石灰などで消毒をしたりします。

葉かぎ前

葉かぎ後