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一度は離れたからこそ気づけた、私と「麹」の愛おしい再会

福岡県福津市でお米やイチゴなどを育てている専業農家のくわの農園です。
今日は私の毎日に欠かせないパートナー、「麹(こうじ)」との再会についてお話ししようと思います。

 

 

初めての麹との出会いは友人の開催する工事を使ったイベントでした。
それをきっかけに約10年くらい前に麹を作っていた時期がありました。

でも、その時は今のようなワクワクした気持ちではなく、どこか義務感のような、淡々とした作業になってしまっていたんです。農作業の合間に麹に向き合う時間が取れなくなり、甘酒を作っても失敗したり…
そんなこんなでいつの間にか足が遠のき、しばらく麹とは距離を置いていました。

 

そんな私が、なぜ今、再び麹と向き合っているのか。

再びの興味

年月が経ち、麹のことはしばらく忘れていましたが、ある日、雑誌の記事で麹について再び触れる機会がありました。

発酵食品の魅力や健康効果に関する内容で、再び麹への情熱が蘇ってきたのです。

そこから昔読んでいた麹の本を引っ張り出して再読してみたり、新しい麹関係の本やSNSを通じて現在は色々学びを得ている最中です。

新たな挑戦

今年に入り、農家の大先輩から白麹を使った発酵ドリンクの作り方を教わる機会がありました。

その知識を得て、プロ(お味噌屋さん)の力を借りながら、農園で育てているお米を使った麹作りを開始しました。
そこには「自分で育てたお米を、もっと美味しく、もっと大切に届けたい」という農家としての想いも大きかったのです。

この米麴をベースに色々な麹調味料を作り、様々な料理への応用が可能になり、日々の食卓が一層豊かになりました。

情熱の再燃!!

こうして、10年前の情熱が再燃し、麹を使った料理や飲み物の世界に再び没頭することになりました。

手作りの楽しさと、発酵食品の奥深さを再確認し、ますます麹の魅力に引き込まれています。

今後もさらに新しいレシピに挑戦し続け、麹の可能性を広げていきたいと思っています。

また麹だけにとどまらず、奥深い発酵のこともますます知りたいので時間を見つけて学んでいきます。

暮らしを彩る、麹の魔法

再会してからの私は、もう麹に夢中です(笑)
自分で作った麹を使って、甘酒や塩麹、醤油麹などを仕込む。

 

麹は単なる調味料ではありません。
素材の旨味を引き出し、私たちの体を整えてくれる。
そして仕込んでいる間の「待つ時間」さえも、豊かな気持ちにさせてくれる魔法のような存在なのです。

農家だからこそ伝えられること

一度離れたからこそ、今、麹が私に与えてくれる感動を新鮮に感じられています。
お米を一粒一粒育てる苦労を知っているからこそ、そのお米が真っ白な麹の花を咲かせた時の喜びは格別です。

今の私にとって、麹を使った加工品製造は作業ではなく、お米への「ありがとう」を形にする時間。

これからも、この「ワクワク」を大切にしながら、皆さんの心と体が喜ぶような、農家ならではの麹のある暮らしを届けていきたいと思っています。

皆さんも、もし昔諦めてしまったことがあったら、今の自分でもう一度向き合ってみませんか? 思わぬ素敵な再会が待っているかもしれません。


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