こんにちは。くわの農園です。
いつも私たちのイチゴやお米そして加工品を手に取ってくださり、ありがとうございます。
先日、福津市の議会で「物価高騰対策」や「大雨災害の支援」に関する補正予算が可決されたというニュースを目にしました。
市民一人ひとりに届く給付金や、子育て世帯への手当。生活が苦しい今の時期、本当にありがたいことだと思います。
でもニュースを読み進めるうちに、どうしても胸の奥がチクッとするような、やりきれない「モヤモヤ」が込み上げてきました。
それは、「一次産業の現場が、また置き去りにされるのではないか?」という不安です。
令和7年8月の大雨災害。
あの時、私たちが目にしたのは変わり果てた田畑の姿でした。
行政の支援はどうしても「住居」が優先されます。
もちろん、住む場所を守ることは何より大切です。
けれど、私たち農家にとって、田畑は単なる地面ではありません。
毎日汗を流し、土を作り、作物を育てる「職場」であり、生活を支える命そのものです。
一度泥が入れば、土壌を元に戻すのに何年もかかります。
畑に入れない…その年の収入はゼロになるどころか赤字確定です。
「健全な田畑があってそこで作物を育てて、それを皆さんに買ってもらって、初めて私たちの生活は成り立つ」
この当たり前のサイクルが、災害によって断ち切られようとしている時、今の支援策だけで私たちはこれからも福津で農業を続けていけるのだろうか……。
みなさんに美味しいと言ってもらえる「あまおう」や「お米」、ピリッと辛い「トウガラシ」や美味しい料理の下ごしらえに使える「ニンニク」もすべてはこの土から生まれます。
私たちが声を上げなければ、農家の切実な状況はなかなか伝わりません。
福津の美味しい食卓を守るために。 家を守るのと同じくらいの熱量で、私たちの「働く場所」である田畑や、一次産業の未来にも光を当ててほしい。
そんなことを強く願った午後の時間でした。
皆さんは、このニュースをどう感じましたか?


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