喜びから一転、絶望へ。

おはようございます。くわの農園です。

「やっと、水路の復旧工事が始まりました!」

少し前、私はこのブログでそう報告しました。

土砂に埋まり、機能しなくなっていた水路。
それがようやく直ると決まったとき、どれほど安堵し、嬉しかったか。

 

ところが…その喜びは、たった一本の連絡で激しい憤りと絶望に変わりました。

 

当初、福津市からの説明では、激甚災害の補助による農家の自己負担は「10%〜20%」だと言われていました。それでも決して安い額ではありませんが、先祖代々守ってきたこの土地を次世代に繋ぐためならと、私たちは工事をお願いしたのです。

 

それが昨日。

「確定ではないが負担金が45%に変わる」との内容に。

理由は「市が財政難だから」。


えっ!! 納得がいきません。

激甚災害の復旧費用は、国からの支援があるはずです。
なのになぜ、着工した「後」になって、これほどまでの負担増を農家に突きつけるのでしょうか?

私の認識が間違っているのかもしれません(-_-;)

 

これ、一般の方に例えるなら、こう言うのと同じです。

「100万円だと思って注文した商品が、家に届いた瞬間に『あ、やっぱり450万円払ってください。うちは今、お金がないんで』と言われる」。

言い方はきついかもしれませんが、こんなの悪質な詐欺と何が違うのでしょうか。

 

お隣の地主さんはサラリーマンです。

15万円だと思って工面していたお金が、いきなり70万円に。
「どうやって払えばいいんだ…」と頭を抱えています。

私のところも同じです。
実は私が申請している場所の見積もり、まだもらっていません。
なので支払うべき金額は謎のまま。
お金は泉から湧いてくるものではありません。

ちなみに市側の説明では見積もりにかかる負担率は不明。

測量設計で『1か所50万』

見積もりは指定業者のみ!(利権か?って思ってしまう)

図では測量設定1か所につき7万5千円だけど、後日負担率が変わって10万になるか15万になるかは現時点ではわからないと言われました。

農地全部じゃなくて1か所につき!!

なので10か所申請しようとしたら75万円~150万円。

 

ふり幅デカすぎて1か所にとどめました。

 

「農業は、小規模農家は…福津市にとって守る価値のない、必要とされていない産業なのでしょうか?」

 

喜びの記事を書いたばかりの自分が、今は情けなくて、悔しくてたまりません。

行政が「お金がない」の一言で済ませていい問題ではないはずです。

別に市と喧嘩しようとかそんなことは思っていませんが、モヤモヤしたり、今後の見通しが立たないことへの不安だったり…。
田んぼの準備も本格的に始まり精一杯美味しいものを作ろうと前を向いた矢先のこの裏切りのような連絡。

あまりに理不尽な現状を皆さんに知ってほしくて今回この記事を書きました。

福津市にはぜひ教えていただきたいことがあります。
1. 負担率算定の具体的根拠と当初説明との整合性

当初、受益者負担を10〜20%と説明されていた根拠は何であったか。

今回示された「45%」への引き上げは、どの予算措置(または市独自の補助カット)による決定事項か。

市の財政状況を理由とした負担転嫁は、本事業の実施要綱等に基づいた適正な処置であるか。

 

2. 個別圃場における「復旧限度額」の明示

私の所有(または耕作)する各圃場における、算定式に基づいた「農地復旧限度額」はいくらになるか。

現時点での「概算工事費」はいくらで見積もられているか。

 

3. 限度額超過分および事務費の取り扱い

工事費が「復旧限度額」を超過した場合、その超過分は全額農家負担となるのか。

測量・設計等の委託費(事務費)についても、市からの補助上乗せは一切行われないのか。

 

4. 情報提供の遅延と確約書の効力について

負担金の見積額が提示されないまま「確約書」の提出を求め、着工に至った経緯について。

 

経営に重大な影響を及ぼす条件変更(負担増)が判明した現時点で、当初の同意(確約書)を維持したまま進めることの妥当性。

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コメント: 6
  • #1

    水谷 (水曜日, 25 3月 2026 07:44)

    ひどい話ですね。私に出来ることがあったら言ってください

  • #2

    城戸農業 (水曜日, 25 3月 2026 08:17)

    政治家に相談されたらどうでしょうか?市議会議員、県議会議員、国会議員訴える事ができる全ての政治家に訴えて、話を大きくしたほうがいいと私は思います。

  • #3

    王様 (水曜日, 25 3月 2026 09:25)

    もうなさってるとは思いますが、志を同じくする市議会議員さんを作っておき、色んな意見を聞いてもらいやすくするというのも、地域と共生するには大事かもです。

    確かに財政はどこも逼迫してるでしょうが、田舎になればなるほど、利権になる所へお金や権力が集中する構図はいつの世も変わりません。市民の監視は大事でしょうね。

  • #4

    綾戸 一由 (木曜日, 26 3月 2026 10:09)

    酷い仕打ちです。
    農家が瀕死の状況にある中での負担増
    農家潰しも同然です。ただでさえ農家が経営難に落ち入り離農が進んでいる状況です。財政難では済まされません。
    福津市の農家への姿勢が問われています。
    農家を守る事は国を守る事です。
    福津市との交渉を期待します。

  • #5

    森 洋子 (木曜日, 26 3月 2026 10:18)

    今福津市議会の傍聴に来ています。
    12:00には終わるので、それ以降時間はありませんか?

  • #6

    あらじのじいちゃん (月曜日, 06 4月 2026 10:01)

    福津市行政、福津市議会は何をやってるのですか? 法律を駆使して早く動いて(県・国を巻き込んで)農家の方々をしっかり災害から守るのが行政の仕事ではないですか!
    くわの農園さん応援してます