おはようございます。くわの農園です。
毎日福津市の畑や田んぼは朝からじりじりと強い日差しが照りつけています。
スタッフみんなで冷たいお水や塩分をこまめに補給しながら、汗を流してがんばっています!
さて今日は、毎日のおうちのごはんに欠かせない「お米」について、少しだけ大切なお話をさせてくださいね。
最近、ニュースなどで「お米の値段」が話題になることが多いですよね。
実は今、日本のコメ作りの現場は、将来のお米の危機に直面しています。
難しそうに見えるお米のニュースですが、先日中学生から質問されたので…
分かりやすいように、3つのポイントにギュッとまとめてみました!
あくまでも私個人の意見ですので、お米は買わない、食べない…という人はスルーしてください。
① なぜお米の値段は「極端に変わる」の?
お米って、他の野菜やお菓子と違って「毎日の命をささえるごはん」だと思います。
そのため、世の中のお米が「少し足りない」というだけで、みんなが心配になって値段がぐーんと跳ね上がります(2025年がそうでしたね)。
逆に、「少し余裕がある」というだけで、お店やお米屋さんの在庫があふれて、今度は値段がドカンと暴落(めちゃくちゃ安くなる)してしまうという、極端な特徴を持っています。
② このまま安くなりすぎると、どうなる?
「安くなるなら嬉しい!」と思いがちですが、実はここに大きな落とし穴があります。
トラクターやコンバインなどの農機具は、ちょっとした車が買えるくらい金額です。
もしお米の値段が暴落してしまうと、一生懸命お米を作っても赤字になります。
そうなると「借金を抱えてまで農業を続けていいよ」という農家さんはいなくなります。
誰だって赤字になるのわかっててやりたくないですよね。
一度作らなくなった田んぼは、あっという間に耕作放棄地(草ぼうぼうの荒れ野原)になり、すぐにはお米が作れない状態になってしまいます。
そうなると将来、「日本人全員分のお米を、日本国内だけで作れない国」になってしまう恐れがあるんです。
③ 未来もお米を食べるために、私たちができること
政治や行政も「消費者は安ければ安いほど嬉しいはずだ」と考えてしまい、なかなか農家を守るためのルール(お米の買い支えなど)を動かせずにいます。
だからこそ、一番の鍵を握っているのは、いつもお米を食べてくださる「消費者の声」なんです!
私たち農家がこれからも安心して美味しいお米を作り続けられる「ちょうどいい値段」を温かく理解していただき、「安さだけじゃなく、農家を守る政策を応援しよう!」という優しい世論が広がることが、未来のお米を守る大きな力になると思っています。
今年も青々と育つ稲たちが風にゆれています。
くわの農園はこれからも変わらず、地味に地道にコツコツと、美味しいお米を作り続けていきます。
買って応援!食べて応援!
「美味しくお米を食べること」が、一番の農家への応援になります!
どうぞ美味しいごはんをしっかり食べて、この猛暑を元気に乗り切ってくださいね。

コメントをお書きください